ふるさと納税に思うこと

ふるさと納税に思うこと

2021/11/26

もう何年も前から奈良県明日香村にふるさと納税をしています。
明日香村の出身でもなければ、特別な縁がある訳でもありません。
ましてや、返礼品を期待している訳でもありません。
 
古墳時代から奈良時代にかけての日本史に興味があって、約100年間古代日本の中心として栄えた素朴な明日香村が好きだからです。
僅かでも古墳などの文化財保護の足しになればと思っています。
 
ふるさと納税をすると返礼品のガイドブックが送られてきます。
(大変失礼ですが)特に欲しいものは見当たらないので、ポイントは溜まる一方です。
しかし、ガイドブックを眺めていると興味深い返礼品があることに気づきました。
「みまもり訪問サービス」と「みまもりでんわサービス」というものです。
 
「みまもり訪問サービス」は、一定期間郵便局員の方が月1回明日香村で暮らす親御さんの自宅を訪れて、生活状況を確認しその結果を
知らせてくれるサービスです。
「みまもりでんわサービス」は、毎日自動音声による電話をかけ、体調確認を行い、その結果を報告するサービスです。
 
明日香村から遠く離れて暮らす家族にとっては、高級な黒毛和牛やAmazonギフト券を返礼品としてもらうより、何倍も有難いのではない
でしょうか。
超少子高齢化や過疎化、一人暮らしが進む中、ふるさとを思い、年老いた親の健康を気遣う人は増えます。
 
ふるさと納税については、度を越した返礼品や地元と関係のない返礼品を送る自治体に対して規制がかけられました。
最近では、過度なポイント還元をうたって集客を図る仲介サイトが問題視されています。
 
制度の趣旨は良いが、運用に難のあるふるさと納税。
本来のあるべき姿に戻るには、何が必要なのでしょうか?