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できる方法を考える

できる方法を考える

2021/09/21

できる方法を考える

 

できる方法を考える

もう20年ほど前のことですが、ある研修会社から「プロの考える習慣、アマの考える習慣」というB4版の紙をもらったことがあります。
時日の経過とともにやや色褪せ一部分破れていますが、今でも事務所の壁に貼っています。

「プロの考える習慣、アマの考える習慣」は、10項目の行動や思考についてプロとアマチュアの違いを対比させています。
ときどき眺めながら、自分はどっちだろうかと考えることがあります。

 

この10項目の中で一番気に留めているのは、
「できない言い訳が口に出る」アマチュアに対し、プロは「できる方法を考える」というフレーズです。
理由は、思い当たる経験があるからです。
社労士の仕事を始めて1~2年経ったころでしょうか、
取引先の社長から依頼された仕事に対して「法律的に無理です」と安易に回答したとき、
「すぐ法律の責任にして。それをどうにか克服できる方法はないかを考えるのがプロじゃないの。
それでメシを食っているのでは」と叱責された記憶があります。

確かに、その通りです。プロなのだから・・・
今でも「・・・だから、できない」とつい言ってしまうときがあります。
言い訳がましいことが口に出たとき、「できる方法を考える」習慣がまだまだ身に付いていないと感じます。

 

法律は“犯してはならないもの”

類似した表現であっても、使い方によってプロとアマチュアのような違いがあるものです。
「法律は“守るもの”と考えるか、あるいは“犯してはならないもの”と考えるか」によって道は大きく分かれると、
経営コンサルタントの先生から教えてもらったことがあります。

前者の“守るもの”という言葉には、何らの理由をつけて行動しない内向き志向の考え方が潜んでいるというのです。
後者の“犯してはならないもの”には、ルールを逸脱せずにどうにか工夫してできないものかという前向きな気持ちが秘められています。
同じような意味でも、言葉の中にどのような気持ちが込められているかという問題なのです。

“思い”が有るか、無いかで、自ずと進む方向は異なります。
当然ですが、後者の考え方が浸透している会社ほど社員が逞しく育ち、企業体質は強固になります。

 

昨今では経営のコンプライアンス志向が強まる中で、必要以上に法令違反を懸念し過ぎてすぐに諦めてしまう、
あるいは保身に走る風潮が感じられます。

リスクを取るのを恐れるあまり、自分の壁を突き破ろうとする若者が減っているともいわれています。
「できない言い訳が口に出る」前に、「できる方法を考える」習慣を身に着けるよう社員と共有したていきたいと思います。

 

「プロの考える習慣、アマの考える習慣」をご希望の方は、下記までご連絡ください。

 

 

社会保険労務士法人 ジンザイ
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