長時間労働による労災認定と未払い残業代の請求
2025/05/08 | その他
株式会社 人財経営センター
2025/05/08 | その他
ホームページより個人の方からご相談が寄せられました。ご相談者様は、長時間労働の影響でうつ病を発症し、働くことができない状態に追い込まれて、先月末、自己都合扱いで10年勤務していた会社を退職しました。特に、長時間労働が慢性化していたものの、労働時間の管理が不十分であったため、労災申請と未払い残業代の請求を行いたい意向でした。しかし、証拠不足が懸念されていました。このままでは、適切な補償を受けることが難しい状況でした。
• 長時間労働の実態を証明するため、給与明細やメールの履歴などから勤怠状況を把握して申立書を詳細に作成しました。
• 労働基準監督署への労災申請手続きを支援し、ヒアリング対応や追加資料の準備も行いました。
• 未払い残業代についても同時に申請を行い、正確な計算と法的根拠を提示しました。
• 労働基準監督署から数度のヒアリングを経て、申請してから6ヵ月後に労災が認定され、遡って休業補償給付として約300万円を受給しました。
• また、未払い残業代として約200万円を受け取ることができました。
• 適切な補償を得ることで、経済的な不安が軽減され、回復に専念できる環境が整いました。