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卸売業における社内規程の整備

卸売業における社内規程の整備

2025/05/08 | 就業規則

現状の課題

ある卸売業(従業員数1500人)では、創業100年という長い歴史がある中で、社内規程が100以上存在し、人事異動や新規作成・改訂が積み重なった結果、規程間の整合性が取れていない状態に陥っていました。
特に、人事労務関係の規程では、法改正が毎年のようにある事からより複雑化し、重複した内容や表現の不統一が目立ち、運用の効率化が課題となっていました。

当社からの提案内容

  1. 規程の分類と整理
    • まず、すべての社内規程を経営関係、人事労務関係などの分野別に分け、それぞれの規程を部門も確化しました。
  2. 人事労務関係規程の見直し
    • 約30規程を対象に、内容の重複や矛盾用語(従業員、社員)・表現の相違を精査し、統廃合を行い約20規程に整理しました。
    • 規程ごとの役割と内容を明確にし、運用面での混乱を解消しました。
    • 雇用形態(社員、執行役員、パート、嘱託など)ごとに適用される規定を明確にしました。
  3. 統一された表現の導入
    • 表現を統一することで、規程間の一貫性を確保し、社員が内容を理解しやすい形式にしました。

解決後の結果

  • 規程間の整合性を確保
    • 重複していた内容を廃止し、漏れがないように見直したことで、全体的な整合性が図れました。
  • 規程運用の効率化
    • 分野別に整理したことで、必要な規程を迅速に確認できるようになり、相当する部門の責任が明確になった。
  • 理解しやすい規程の実現
    • 表現の統一により、社員が内容をスムーズに理解できるようになり、規程の運用がより円滑に進むようになりました。
  • 長期的な運用基盤を構築
    • 今後の改訂や新規作成時にも対応しやすい基盤が整備されました。