目標を達成するコツ
2019/12/13
2019/12/13
そろそろ一年も終わります。
新年に一年の目標を立てた人も多いと思いますが
どのくらいの人が目標を達成できているのでしょうか??
アメリカのスクラントン大学の2015年の調査によると、
新年の抱負を達成できたという人は8%、残りの92%は途中で挫折したり
達成できていないとのことです。
つまり、ほとんどの人が目標を達成できていないのです。
【なぜ、ほとんどの人が目標を達成できないのでしょうか?】
それは、1年間何かを継続して頑張ったら成し遂げられるという目標が多いからです。
また、目標自体があいまいであるということもあります。
例えば、長期的な例として
・1年間早寝早起きする
・1年間階段しか使わない
等です。
また、例えば、目標があいまいな例として、
・今年は健康的に生活する!
・明るい職場を作る
・イキイキと働く!
・自立型社員を育てる!
等の例があります。
長期的な場合は、1年間完了して初めてできたかできていないかの評価や
褒章が得られます(専門的には「強化のタイミングが遅い」といいます)。
あいまいな場合は、そもそも行動が具体的に定義されていないことが挙げられます。
具体的に定義していない行動は評価することができないのです。
【目標達成を可能にするためには】
以上のことから、目標達成のために大切なことは次の2つです。
・短期(できれば即時)に評価されるもの
・具体的な行動を定義する
自分自身で評価することが大変であれば周囲の人に宣言するなどして、
短期的・具体的に評価を得られるような工夫が必要であるといえるでしょう。
私たち社会保険労務士は、会社から人事評価制度などのご相談を受けることがあります。
本人に目標を設定させて、その評価を行うことも多くありますが
そういった際にも、こういった点に留意頂くと良いと思います。
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