ワクチン接種と副反応への対応
2021/06/25
2021/06/25
いよいよ65歳未満の現役世代にもワクチン接種が近づいてきました。
先週あたりから、ワクチンの接種日とその後副反応が出て会社を休む場合の取扱いについての相談が
増えています。
ワクチン接種はあくまでも希望者のみとなりますので、勤務日において接種に要した時間や副反応が
出て会社を休む場合は、原則として欠勤扱い(無給)となります。
しかし、有給扱いとする企業もあるため、自社としてどのように対処すべきか悩むところです。
ご参考までに国家公務員の事例と、厚生労働省のコメントをご紹介します。
〇国家公務員は、ワクチン接種の時間や副反応により療養の必要がある場合は、公務に支障のない
範囲内であれば何日でも職務が免除されることになっています。
実質的には特別休暇(有給)扱いです。
【職員向け情報】(予防接種を受ける場合等の職務専念義務)
https://www.jinji.go.jp/ichiran/shingatacoronakanren.html
〇厚生労働省では、『新型コロナウイルスに関するQ&A(企業向け)「4 労働者を休ませる場合
の措置(休業手当、特別休暇など)」』問20で、次のようにコメントしています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00007.html
最終的には各会社で判断することになります。
従業員の関心が高いだけに早めに方針を決める必要がありそうです。
◇ワクチン接種の取扱いについてお悩みの場合は、当社までお問合せ下さい◇
社会保険労務士法人 ジンザイ(TEL:045-440-4777)