アクセス横浜駅 きた東口 徒歩5分

045-440-4777

営業時間:平日 9:00~17:45

jinji@jinzai-info.com

言葉の温度感

言葉の温度感

2024/02/16

私たちが普段何気なく使っている言葉は、今いる空間の温度感を決めるものなので、

温かい空気感を作れるかどうかは、どんな言葉を選ぶかにかかっていると思います。

 

この言葉選びについて、まずひとつ、意識しておかなければいけないなと思うのは、

言葉を伝える相手は、確実に自分以外の人、つまり他人だということです。

身近な人であろうと、あまり親しくない人であろうと、見ず知らずの人であろうと、

〝他人〟に何かを伝えるのだから、自分の思いがそのまま伝わらない可能性のほうが高い、

とあらかじめ考えておくことが必要だなと思います。

 

伝えたことを相手がどうしていくかはその人次第なので、それを考えると、

押し付けがましい言い方はしないようにしようなど、選ぶ言葉は変わってきます。

こういうスタンスで話すほうが(特に身近な人とは)その後のイイ関係性が続いていく気がしています。

 

また、何か意見を求められたとき、賛成や同意の場合は良いとして、

反対の意見を伝えたい場合に、自分が思っていることのほうが正しくて、

相手が思っていることは間違っている、という態度で話しがちになります。

 

でも、何かの物事に対して、科学的根拠に基づいているなど、正解が明白な場合は別として、

一般社会で「これが正しい」ということには幅があり、何が正しいかはケースバイケースだったり、

とらえ方によって変わったりもします。

そんなことを考えると、相手が言っていることが絶対に間違っているとは

言い切れないと思って言葉を選ぶことも大事だなと思います。

 

ポジティブで温かい言葉のストックを増やして、それが日常的にサッと自然に出てくる人になりたいなと思います。(Y)