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法改正の秋・・!?

法改正の秋・・!?

2025/09/22

こんにちは!

 

9月も半ばを過ぎ、ようやく秋らしい陽気も感じられるようになってきましたね。

とはいえ日中はまだまだ暑いですが・・

夏の猛烈な暑さによる疲れも出てくる頃ですので、

体調管理にいつもより気を付けておきたいと思います。

 

さてさて、昨年の秋にブログで「〇〇の秋」について書いていたのですが、

今年は「法改正の秋」ではないか?!と思うほど、10月以降、気になる改正が目白押しです。

 

まずは、先月から世間を賑わせ続け、ようやく決着がついた「最低賃金」。

国の引き上げ目安も「63~64円」と、昨年よりさらに大幅な引き上げとなりましたが、

多くの道府県がそれを上回る最低賃金の引き上げを決め、引き上げ率は最大8.5%超にものぼりました。

しかしそれに伴い、例年10月近辺で発行されるケースがほとんどだったのに対し、

今年は最長で令和8年3月31日と、発行日が引き伸ばされました。

特に、年が明けて令和8年に繰り越すケースが多く、これは時給が上がったことにより年収の壁を意識して、

年末に働き控えが起こることを防ぐことを目的としている、と言われています。

 

また時給制で働く方については最低賃金を満たしているか、一目瞭然でわかりますが、

月給制の場合、固定残業代等が支払われており一見クリアしているように見えても実は最低賃金を満たしていなかった、

という可能性もありますのでこの機会に見直してみるのも良いかもしれません。

 

 

他にも、今年の税制改正に伴い、10/1以降に扶養認定を受ける方を対象に、健康保険の扶養認定要件が変更になりました。

税扶養の特定扶養親族に当る年齢の方(19歳以上23歳未満)の被扶養者認定の年収要件が緩和されます。

但し、配偶者は適用外となりますのでご注意下さい。

 

 

更には、令和7年4月から段階的に改正法が施行されている育児・介護休業法に関しても、

10月から新たな改正が施行されます。

今回の改正では、企業が「柔軟な働き方を実現するための措置」を講ずること、またこれを周知・意向確認することが義務付けられました

育児休業関連については先月のブログでも書きましたが、この4月から相次いで法改正や給付金の新設が行われたこともあり

非常にお問合せが多くなっています。

色々な制度が複雑に絡み合い、中々理解が難しい分部かと思いますが、

世の中の注目度も高い分野ですので、しっかりと対応していきたいところですね。

 

 

以上個人的に気になる3つの改正について挙げてみましたが、いかがでしょうか。

 

日々法改正の行われている中で、しっかりと情報をキャッチしていかなければいけないな、と身に染みて感じます。

 

 

(T)