入社10年目社員のひとり言(心理的安全性はとても大切)
2023/12/26
2023/12/26
突然ですが、みなさんは「心理的安全性」という言葉を耳にしたことはあるでしょうか。
この言葉は、ハーバード・ビジネススクール教授のエイミー・C・エドモンドソンさんが、
1999年に論文で発表したものです。
グーグルが実施した生産性改革プロジェクトでその言葉が注目されました。
「心理的安全性」の高い組織ほど、パフォーマンスが向上することがわかったのです。
「心理的安全性」が確保されていると、「ミスをしてしまった」などといった
言いにくいことも迅速に共有できたり、新しいことに挑戦しやすくなったりし、
結果として組織全体の成果も上がると考えられます。
では、心理的安全性を確保するためにどうすればいいのか。
もっともシンプルで効果的な方法は、職場で使う言葉を少しだけ変えることです。
なんだそんなことかと思うかもしれませんが、心理的安全性の高い組織は、
日ごろ使う言葉を変えるだけでつくることができます。
例えば、日頃のコミュニケーションの中で
お互いの理解を深める会話をするのが効果的です。
「最近、仕事で楽しかったことってどんなこと?」と問いかけてみると、
相手に話してもらうきっかけとなります。
この質問には3つのポイントがあります。
まず時期が「最近」であること。
振り返る期間が長すぎると、考えるのに時間がかかり、
会話のテンポが悪くなってしまうのです。
次に「仕事」に限定すること。
プライベートに踏み込まないので、リーダーにとっては質問しやすく、
メンバーにとっては話しやすい効果が狙えます。
最後に「楽しかったこと」を尋ねること。
この質問によって、ポジティブに相手の適性や個性を理解できます。
仕事の割り振りや相談もしやすくなりより生産性の高い組織になるといえます。
さて、2023年ももう少しで終わります。
1年間お付き合いいただきありがとうございました。
2024年もみなさんの息抜きになるような話題に触れていきたいと思います。
それでは皆様、良いお年を!
(N)