コロナ自粛・・・心の健康を保つには
2020/05/25
2020/05/25
新型コロナウイルスによる非常事態宣言も
ようやく解除される見込みです。
とはいえ、長く続いた異常な事態に不安を感じるのは、
当然のことです。
このような時期にどのように過ごしたら良いのか、
ご紹介させていただきます。
1.自分の時間を自分でコントロールしている感
ストレス研究の分野では、自分で自分の時間をコントロールしている感
(専門的には裁量度と言います)が高いほどストレス反応が低いことが知られています。
経営者などはとても激務なのですが、ストレス反応は低いです。
これは裁量度が高いことで説明ができます。
しかしながら、自由に裁量度を持たせることは通常の職場では困難かと思います。
そこで出てくるのが、この自分の時間を自分でコントロールしている感です。
これはちょっとした工夫で高めることができます。
例えば、スケジュール帳に自分で休憩時間を記入しておき、
その時間になったらきちんと自分の意志で休憩をとるのです。
こうすることで自分でコントロールしている感が高まり、
その結果ストレス反応を低減させることができます。
このようなコツを知ることで、不調を未然に予防することができます。
2.信頼され認められている感
職場のメンタルヘルス対策をしていて、
とても大切なのが、この「信頼され認められている感」です。
ある意味永遠のテーマですが、職場での信頼感が高いところはパフォーマンスも高く、
不調者もあまりいません。
そのためにはきちんと相互の存在を認めてあげて、信頼していることが大切です。
具体的な工夫例としては、お互い必ず毎朝挨拶をしあうなどです。
このようにして、毎日コツコツと信頼関係を築いていることが大切です。
これらはあくまでも一例です。
働くうえでストレスをなくすことはできません。
またコロナのような未曾有の状況であればなおさらです。
だからこそ日常のちょっとした努力でうまくマネジメントしていきたいものですね。
(N)