如月によせて
2022/02/04
2022/02/04
2月にはいり、本日は立春。
はじめまして。今月よりスタッフブログ担当の仲間入りをしましたYと申します。
2月の異名は「如月(きさらぎ)」が一般的ですが、
この呼び名の由来は、まだまだ寒さが厳しい時期のために、
更に衣を重ね着するという意味から「衣更着(きさらぎ)」になった
という説が最も有力とされています。
2月には、如月の他にも様々な異名があるのでいくつかご紹介します。
「令月(れいげつ)」には、何をするにもいい月、素晴らしい月という意味があり、
新元号「令和」の由来ともなりました。
旧暦で1月から3月が春とされ、2月はその真ん中の月ということから、
「仲春(ちゅうしゅん)」という呼び名もあります。
「梅見月(うめみづき)」、「雪消月(ゆききえつき)」、「木芽月(このめつき)」など、
厳しい寒さの中にある小さな春を思い起こさせる呼び名もあります。
厳しい寒さの時期を表す言葉と、少しずつ春へと向かう様子を表す言葉が共存しており、
季節が移ろい始める時期であることが感じ取れます。