入社3年目パート社員のつぶやき(言葉集め・壱)

入社3年目パート社員のつぶやき(言葉集め・壱)

2021/02/12

はじめまして、こんにちは。

パート社員のHと申します。Tさんに代わりまして今月より偶数月の第2週目を担当させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

 

突然ですが、皆様には大切にしている言葉はありますか。

 

なぜこんな質問をしたのかといいますと、弊所の1月の誕生日会での出来事が心に残っているからです。

 

その日、1月生まれのAさんが今年の抱負の代わりにと自分の大切にしている言葉を3つ教えてくださいました。

私はその中の1つ、「白鳥蘆花に入る」という言葉に興味を持ちました。

その言葉の意味を知り、Aさんらしい言葉だなと感じると同時に、その言葉を大切にしてきたから、今のAさんが在るのだなと思いました。

 

人は言葉で形成されているのだ、と改めて気づいた日でした。

 

私が大切にしている言葉は「中庸」です。

この言葉は高校生の時に漢文の授業で知ったのですが、中庸という言葉の意味に感動した!という訳ではないです。

 

実は私は三人兄妹の中間子です。そして我が家には変わった決まりがありました。

誰かが喧嘩をしたり、家の決まりを破ったりすると連帯責任で三人揃ってお説教、です。

そのため、兄弟は結束し、喧嘩をしそうになるとなんとか落としどころを見つけようと懸命でした。母のお説教はとても長く、何としてでも避けたかったのです。

その我が家のルールは後の友人関係にも多大な影響を及ぼしました。

 

「どっちのグループに入るの?」

「あっちのグループの子と話しちゃだめだからね」

女の子達の世界は思っていたより狭く、彼方立てれば此方が立たぬといったような状況になることもあるので、波風が立たぬようにとしていると、あまりいい顔をされません。

 

「優柔不断、八方美人に替わる言葉があればいいのに」

子供ながらにそう思っていました。

 

そうして高校生になり、「中庸」という言葉を学んだ時に、何故かほっとした気持ちになったのを覚えています。

私はこのままでいいのだ、と。

気づかぬうちに抱いていた自己嫌悪感を払拭してくれた言葉でした。

 

中庸という言葉からは、物事の真ん中をまっすぐに進んでいる様子を想像できますが、今の私の場合は、やじろべえのように右に左にゆらゆらと揺れながらなんとか前へ進んでいる状態です。

いつか振れ幅が小さくなり、まっすぐに歩めるようになるまでは、この言葉を心の真ん中に収め、日々を生きていきたいなと思っています。

 

あなたを成す言葉は何ですか

好きな歌は、つい言ってしまう口癖はありますか

 

すぐに思い浮かばずとも、今日ここまで、たくさんの言葉を集めてきた胸の内にはきっと素敵な言葉が山積みになっています。

どれかひとつ、取り出してみませんか。

この言葉を選ぶとは、君結構おもしろい人だな!と自分に言ってみたくなるかもしれません。